スポーツ選手とニンニク注射

力を付ける

スポーツ選手にも人気があるニンニク注射ですが、すりおろしたニンニクが実際に入っているわけではないので、ニンニク特有の匂いが体臭として発生することはありません。

ニンニク注射にはビタミンB群が含まれており、ビタミンB1の硫化アリルがニンニクの匂いに似ているので、注射する時に感じる人が多いですが、揮発性成分でないため体には残りません。ビタミンB1は筋肉に蓄積する疲労物質である乳酸を除去する効果があり、疲労回復を促進します。

血液に含まれるビタミンを全身に供給するため、新陳代謝が高まります。ビタミンB類は水溶性ビタミンなので、摂取しすぎても副作用はありません。
特にインスタント食品など偏った食事をしている人はビタミンB類が不足しやすいので、スポーツ選手でなくても積極的に摂取するのが良いです。

ドーピングに関する規則では、医療行為以外で注射することを禁止しているので、スポーツ選手が医療機関でニンニク注射を受けることはドーピングにはなりません。

本来は主食やおかずから摂取するべき栄養ですが、スポーツ選手の場合は海外遠征やキャンプなどで時差での睡眠や食事が不規則になりやすいために、慢性的なビタミン不足に陥ることがあります。
そのために、ニンニク注射を使って疲労回復成分の枯渇を防ぎ、大活躍するための気力も同時に養っているわけです。